「今の本音」が分かると、心、体、睡眠、言動が「脱力系」に変化した!!
「今の本音」が分かるようになると、「発作系」だった私が、「脱力系」へと大きく変わりました。ここでは、心、体、睡眠、言動の四つについて、どのような変化があったかを列挙します。【撮影地】北海道・沼川
FAP療法の祖・大嶋さんの本には、よく「無意識」や「意識」という言葉が出てきます。このブログでは「無意識」が「今の本音」、「意識」が「言動」です。「言動」というのは、「自分の言動や行動など、肉体以外で他人の目に触れる部分」という意味です。
「発作的な楽しさ」と「脱力的な楽しさ」について
心の変化
下記の「心に聞く」とは、FAP療法最強の武器とでも言うべきテクニックのことです。これからこのブログ内でも、「心に聞く」は、頻繁に登場すると思います。大嶋さんの本なら、大抵は載っています。
最近出た本では、下記あたりがとてもわかりやすいかったです。
- いつも頭の中は「すべきこと」でいっぱい
- 時間ばかり気にしていた。
- 安静時がなく、ストレス時に安静時状態になっていた
- 心など全く意識していなかった。だから「心に聞く」をやるとすぐ寝るか、声が聞こえなかった
- 頭の中はほとんど空。「感覚」と「快不快」だけを意識しているだけ
- 区切りのいいときに時計を見ると「ちょうどいい時間」と言うことが多い
- 安静時もストレス時も緊張していない
- 心は常に意識しているので、「心に聞く」が普通に出来る。楽しくてついつい長話する(笑)
体の変化
血糖値コントロールが上手くいったため、体重が6kg減っただけでなく、イライラする機会が本当に減りました。
- 体重、体脂肪など測る習慣がなく、客観情報がないから変化があっても気付きづらかった
- 自分の体に無頓着。自分は健康だと思い込み、「その日はどんな感覚か」という主観情報もなかった
- 運動量も無頓着
- 血糖値にも無頓着。深く考えずに食べて太りやすかった
- 毎日機器で客観情報を採っており、変化があればすぐ気付く
- 主観情報も採っており、変化があればすぐ気付く
- 運動量も常に把握。翌日の疲れや睡眠の質に最適な運動量も把握している
- 血糖値も常に把握。昼食は糖質オフで、朝夕は低糖質・高タンパクの食事で、食べ方も工夫。体重が全く増えなくなった(6kg減)
睡眠の変化
睡眠は、心にも体にも強く影響を受けることをが分かりました。そのため「心と体の中間」という意味で、あえて別項目にしてあります。心身ともに安定したため、飲酒や夜食など睡眠の質を下げる行動が激減し、その結果睡眠の質がとてもよくなりました。
- 大まかな睡眠時間しか意識していなかった。客観情報がないから変化があっても気付きづらかった
- 寝起きの感覚や日中の覚醒度などはほとんど意識していなかった。主観情報の記録もないから変化があっても気付きづらかった
- 寝酒や夜食など、睡眠の質を下げる行動を、多いときは週の半分くらいもしていた
- 睡眠時間や睡眠の質など、客観情報を機器で毎日採っており、変化があればすぐ気付く
- 寝起きの感覚や日中の覚醒度など、主観情報も毎日採っており、変化があればすぐ気がつく
- 寝酒や夜食など、睡眠の質を下げる行動は皆無。酒を飲むときは睡眠に影響の少ない時間帯(夕食時など)に限定。朝方に切り替えたので夜食は皆無になった
言動の変化
一番大きな変化が訪れるのはここです。本音を常に把握しているから、常に「自分ファースト」で動くため、考えすぎることがありません。そのため行動が早くなりました。それでいて、周囲の人からクレームを受けるようなことがありません。一方、自分がクレームを付けるときは、深く考えなくても本音が言えて、結果的に丸く収まります。
- 自分はいつも後回しで、本音も何が楽しいかも分からない
- 本音が分からないから言うべきことも言えず我慢していた
- イライラしやすかった。しかしそのイライラの原因は、血糖値の乱高下や睡眠不足なのか、それとも心が原因なのか判断できなかった
- イライラを抑えるため、飲酒や夜食、乱費などの回避行動が多かった
- 自分の客観情報や主観情報がないから、Webや書籍、マスコミなどの情報に振り回された
- スケジュールを立てるときは、体調や睡眠の状態を無視して立てており、いつもズルズルと遅れていた
- 何かをしようと思っても、つい色々考えて、なかなか体が動かない
- クレームなどでは、相手の気持ちを考えすぎて、結局自分が我慢することが多かった。
- いつも自分ファーストで、本音は何か、何が楽しいかを常に把握している
- 本音を常に把握しているから言うべきことも言えるし、相手の気持ちを考えすぎることもない。(考えすぎると感じたときはFAPの呪文が大活躍)
- 血糖値の乱高下や睡眠不足がほぼなくなり、イライラしたら心が原因とすぐ特定できる
- イライラする機会が減ったため、飲酒や夜食、乱費などの回避行動が激減した
- 自分の客観情報と主観情報を把握した上でWebや書籍、マスコミの情報を吸収するので、情報に振り回されなくなった。しかもそれらの情報を、短時間で理解できるようになった
- スケジュールを立てるときは、体調や睡眠の状態を考えた上で立てるから、ずるずると遅れることがなくなった
- 何かをしようとすると、すぐに体が動く
- クレームなどでも、深く考えずに望む結果を出せる。自分が我慢する場合はほとんどなくなった
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